美術家中村協子の(主にアートの)ブログ
by hi-kyoko0907
お父さん


ソフトバンクのお父さん巨大ストラップ、
別に欲しくないのにあたってしまいました。

ヤフオクにだそうとダンナに提案したら
「かわいいから飾れ」
といわれました。
この人は私の立てているインテリア計画を時々ぶち壊すことがあります。

結局寝室に飾ることに。
横は猫のぬいぐるみ。
高かったのですが、以前飼っていたネコに似ていて、どうしても欲しくなり買いました。
奥に飾ってあるのはポルケです。

壁紙を選び、アンティークのチェストをおき、
少しづつ私好みの寝室にしていたのに・・・

雰囲気をぶち壊すお父さんストラップ。
しかもこれしゃべるんですよ。
夜中にいきなりダンナがボタンを押して犬をしゃべらせ、
いたずらして大喜び。

「脇が甘い!」


だって。
なんかいやなワンコやなー




# by hi-kyoko0907 | 2009-11-24 08:14 | その他
告知です。
先日、久々の面接へ。
履歴書もちゃんとかきました。
が、絵を教える仕事というお話だったのに、実際行ってみると、
そこの施設にあるギャラリーをプロデュースして欲しいとのお話でした。


「とにかく、人を呼びたい」
とのことですが、人を呼ぶ空間にするにはすごいエネルギーが必要であり、
人を呼べる面白い作家ってそんなにごろごろいない。

更に、今私は展覧会をたくさん抱えていて動けません。


ただ、私メインでやるのは無理ですが、
そのかわり何人か同世代の作家、キュレーターでチームを組んで
持ち回りで各自が「今面白いと思う人」を紹介する場にできないか計画中。
スタッフのお声がけはもうすんでおり、
着々と進行中です。


実際動き出すのは来年の4月からです。


スポンサー(病院です)がはっきりしていること、
交通費・ギャラ・作家さんへの出品料がでること、
場所代がかからないこと、などいい条件もそろっています。
しかも地下やビルの3Fとかではなく、一Fで、横にカフェがありますが、
最近よくあるカフェギャラリーではなくて空間は分かれています。


場所が四条烏丸、セカンドハウスのすぐ横ですので
うまくすれば人はきてくれそう。


ただ、空間にくせがあり、小品しか展示できません。
絵画と立体の小品限定の場になりそうです。
(インスタレーションは不可だと思う)

はっきりしているのは決して「画廊」
を始めようとしているのではない、ということ。
だから売買はなしです。
自分達にとって面白いと思えるものを「発信する場」にしたいと思っています。


作品の質を保ち、場の個性をはっきりさせるために、
全て企画で行い、展示期間も今は基本一ヶ月から2ヶ月の予定です。


このブログを愛読してくださっている作家さん、
もしお声がけしたら是非
前向きに出品を検討してくださいね。
よろしくお願い致します。
# by hi-kyoko0907 | 2009-11-23 10:18 | アート情報
カレンダー展
年末小さい展覧会ですが出品いたします。

「カレンダーfor2010」

12月8日ー20日(14日の月曜は休み)
アートスペース虹にて(京都)
11:00-19:00(最終日は18:00まで)




2年に一回開かれている虹の名物イベント。
やなぎみわさん、森村さん、イチハラさん、ヤノベさん、等々京都の
大御所がそろい大体30000円までで購入できます。
私も5000円から7000円くらいで販売します。
サイズは一律で37,9×28,8cmの太子サイズです。


たぶん、ガンダムかガラスの仮面ネタでいくはずですが、
ひょっとしたら真面目な(?)絵にあるかもしれません。


もしお気に召してくだされば是非お手元に置いてやってください。
額も希望者にはつけてくださいます。

よろしくお願い致します。
# by hi-kyoko0907 | 2009-11-20 19:27 | アート情報
「企画」?
この一年よく東京の美術関係者から聞かれたのが
「関西で企画画廊っていうことになってるあの画廊、どこまで売上があるの?」
とか
「取り扱い作家ってHPにあがってたけど、あの作家、
別の(とある高名な)画廊の作家さんでしょ?なんなのあれ?」

とかいう「企画画廊」「取り扱い作家」という言葉の提議をめぐる問いかけです。



関東の読者の方も多くおられるブログですので
関西の状況をちょっと説明しますと、
関西で実質他の画廊で展覧会ができないほどの契約をしている画廊は
ほとんど無いようです。



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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-20 08:49 | アート
ワークス
※グラフはもう今大阪にないそうです。
情報が遅くて申し訳ありません。




今回のギャラリズムに出展が決まり、まず気になったのは
今年はワークス誰なんやろー?ということでした。

関東の方はあまりご存知ないかと思いますが、gallery wks. 
大阪の西天満にあるまだわりと新しい画廊です。

基本2週間単位の貸し画廊ですが、
オーナーさんの感性とお人柄、作品を見る目の確かさで
最近とても注目されている人気画廊なのです。
私の中ではグラフ、ノマルもなんのその、大阪では今・断然ワークス!!


有名どころでは植松琢麿君や、ネガティブアートでもおなじみ、笹山直規君も
ここで展覧会をなさっています。
最近では牛島光太郎さんや木内貴志さんもワークス発信ですし、
珍しく男の子の生きのいい作家さんが多く集っているのが大きな特色です。


そんなワークスの今年の代表はいったい誰か?
K山さんが今推そうとしているのは誰なのか?
期待は高まります。

そして今年は先日も少し書いた上須元徳さん。
さっそくネットでチェックしました。

うーん、面白そうです。
やばい、やばいぞ、これは。


何がやばいかといいますと、
ギャラリズムは基本2部屋に分かれて展示するのですが、
そのうちの一部屋をアンコール作家の牛島さんと上須さんのお二人で
使用し、一室がワークス部屋になることが既にわかっていましたので、
片方の部屋だけ変にクオリティが高くなってしまうのでは?
という恐れが心をよぎったのです。


そして展覧会初日。早めに会場入りした私は
自分の会場より先にワークス部屋へ緊張しながら乗り込みました。

「あっ・・・・・」

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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-19 08:28 | アート
巨匠にあう
この間の展覧会の時、とあるコレクターさんが
会場に来てくださりちょっとお話していると
「あ、きょうこちゃん今日関西の巨匠がくるから紹介するわ」
と。

えっ
ひょっとして・・・藤本さん?!な訳はないけど、
関西の巨匠といえば・・・上村亮太さん?!

私、上村さんのブログ毎日のようにみてます!
この方まめにほぼ毎日ブログでドローイングを更新しはるのです。
ファンとしてこういうのはとてもうれしい。(上村亮太さんHP&ブログ


「ハハー、ちゃうちゃう、自称やねん。会ったらわかるわー」
誰だろう?
ちょっとドキドキします。
そして現れたのは・・・
永井英男さん

キリンアートアワード・2002年度奨励賞で一躍時の人となられた作家さんです。

永井英男さんご紹介記事
http://migohsha.com/news/etc/200801005137.html

なぜか松葉杖を突いておられて大変そうでした。

作品はすぐに思い出せたので、YテクのMさんたちも交えてお話が弾みました。
それはいいのですが、永井さんが
「ハー・・・  僕の作品ももっと高値で売れへんかなー」
とため息マジリにおっしゃると、
すかさずご友人が

今すぐ死んだらええねん。今すぐ。」

とブラックなことを。
しかし永井さん、そういったブラックな突っ込みにはなれてはるようで

えーイヤヤー・・・

とお応えになり笑いを取ってはりました。
さすが大阪人ですね。お見事です。

どうして巨匠なのですか、と聞くと2002年の時に周囲に
「これからどんな作家になりたい?」と聞かれて
真面目に「巨匠になりたい!」と言ってしまったからだそうで・・・。

とても素直なかわいらしい(失礼)作家さんでした。
最近はあまり活動してらっしゃらないそうですが、
これからも素敵な作品を作り続けてくださいませ。

# by hi-kyoko0907 | 2009-11-18 08:04 | その他
プレゼンと天然
作家人気のある人っています。
(私もわりとそういうタイプだと思います。)
今日は、しかしそれで安心してはならないという話です。


先日書いた変態先輩もそうなのですが、
とにかく京芸で学生たちの間で評価が高かった人というのは
ほとんど今活動をやめており、
(彼は奇跡の復活です)
続けるためには面白さよりも処世術や流行への関心、
本人のどんなことがあっても続けるという意思―
などがまず問われるように思います。


一言でいうと外部へ対するプレゼン能力・意識の高さが、
続いている人の共通点して浮かびあがるように思います。


作家に人気のある、天然で面白い人って自己探求型が多いので
プレゼンをついついさぼったりプレゼン自体に関心が薄かったりする傾向が。


ちょっと例外なのが高嶺Tさんではないでしょうか。

本来なら面白いけど、消えてしまうタイプの人だと思うのです。
(あくまで私の京芸ものさしですが)
ところがご本人の「アーティストになる」という決意は
在学当初からものすごく固かったそうで、
その決意の固さが今のご成功をつれてきた面が大きいと思います。
(「目すわってた」との友人談)

高嶺さんと言えば、


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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-17 08:18 | その他
緊急告知
緊急告知です。


自分のことではないのですが。今神戸アートビレッジセンターで
やっている「drowing room 」ごらんになられたでしょうか。
出品作家は大崎のぶゆきさん、田中朝子さん、富倉崇嗣さん、中川トラヲさん、
       森本絵利さん

まだの方、是非足を運んでみてください。
ある意味こんな微妙な展覧会初めて見ました。

まだ会期中なのであまり書けませんが、この展示を見てもらえば
展示が作品であることがわかっていただけるかと。

それくらい、展示で大胆なことをしています。
そしてそれはビミューとしか言いようがない出来。
(成功しているとは言いがたいと私は思います。)

こんだけ人気&実力のある作家を揃えてこの出来具合!
展示の持つ恐ろしさをまざまざと実感できる展覧会となっています。
ひょっとしたら私がこの展覧会の直後
平田オリザさんのお芝居を見に行ったので
そのあまりの緻密な練り具合とのギャップでそう感じたのかもしれませんが・・


11月23日までです。
17日火曜日休館
12:00から20:00.
最終日17:00まで。



いい作品や展示もお勉強になるのですが、こんな大胆な形で勉強になる
展覧会はあまり無いと思います。
やはりカブックって美術館未満なのだな、
と思いました。美術館ではまず見れない代物です。

是非是非是非!

あと個人的にはテーブルに置かれていたマ・クベのツボの実物レプリカにヒジョーに
惹かれました。
欲しい・・・



# by hi-kyoko0907 | 2009-11-15 16:40 | アート情報
コレクター目線
展覧会にふたりのオーさんがきてくださいました。

毎度おなじみOむらさんとおかけんたさんです。
このおふた方とHさんというコレクターさんは
関西でも有名なコレクタートリオでして、
それぞれお好みがあるので
私も全員に作品を買ってくださっているわけではないのですが、
コレクターならではご意見をズバズバ言ってくださります。


で、今回のギャラリズムについてのコメントで面白かったものをご紹介。

といってももう今回は上須さんと私(ありがとうございます)しかいないと言ってくださり
この二人を比較してのご意見を色々と述べていただきました。

上須さん、クレメンテを読んでくださっていたそうでありがとうございます!
きついことも含まれてますが、上記のことを前提にお願い致します。


Oムラさん:

わりと描き方は似ているけど、
上須君は二次元のものをそのまま画面に移し変えている感じ。
写真みて描いてはるよね。
中村さんもそんなところはあるけど、
自分の中でいったんぐるぐるしてから画面にだしてるよね?


そのとおりです。よくおわかりで。
現実をどう2次元処理するかって人それぞれでおもしろいです。
2次元の表現がこれだけ増えるとその差異化に関心が。



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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-14 22:59 | アート
ラッチ
昨年に比べると随分失敗が減り、
やっと自分の制作のラッチができてきたように思います。

ラッチという耳慣れない言葉は
こないだ読んだ本にでてきた概念で、
イタリアのコメディの中にでてくる概念。

イタリアのコメディの中で台本を持たずに舞台へ上がり、
自分の今まで作り上げてきた笑いのパターンの中で
お互いお芝居をするジャンルがあるそうで、
この「芸人さんの作り上げた笑いのパターン」をラッチと呼ぶそうです。


だから一見奔放で偶然に頼っているようでも実は
それぞれの台本を一歩も出ないのが大きな特徴。
新喜劇のアドリブ部分と似てますね。


この本を読んでいて思わず「あっ」
声を出してしまいました。
要は美術家でプロになるというのはこのラッチを作れるか
作れないかが大きいのではないでしょうか。
(この「プロ」、とは作品で生計を立てれる立てれないの話ではなく、依頼がくる、
お金を払ってでもその人に展覧会をやって欲しいと
人から望まれる作家になるということをさしています。)

 
その時その時に出会う新鮮でこころ惹かれるモチーフ。
台本無しで書かれるドローイング。
でもその根本は自分の今まで作り上げた「制作パターン=ラッチ」に支えられている。


今までぼんやりと考えていたことがこのラッチという言葉ではっきりとした場所を与えられたように思います。
そしてある作家さんのファンになるというのはこのラッチの部分を好きになるということでは?
だからどんなにモチーフが変っても描きかたが変っても
その人が作ってくれさえすればいい。


わかってちょっとすっきり、でした☆
# by hi-kyoko0907 | 2009-11-13 08:05 | アート
変化したこと
ここ2年で変ったナーと思うこと。

1、充電期

制作と制作の谷間の時期に本を読んだりして充電しなくなりました。
以前は小難しい本を読んで知識を蓄えたり、頭を使ったりしていたのですが、
最近は本当にただ窓のそとを眺めてボーとしています。
自分が美術作家だということまできれいさっぱり忘れるほど
頭が真っ白になります。
こんなことは昔はなかったです。いつも美術で頭はいっぱいでした。
なんでしょうね、これ。

目が人より弱いので細かい字の本を読んだりすると
すぐに目があけられないほど痛くなってしまうようにもなったのも大きな原因の一つ。
年を感じます。
もちろん、テレビも駄目。
パソコンも時間を測って、15分づつにしています。


一応作家なので、やっぱりいざというとき目が使えないと困ります。
それで目を大切に温存しています。



制作を続けてきたことで幸運にも露出も増えその分プレッシャーも増え、
選んでもらったからにはいい作品を出さねばとおもうようになりました。
今回のギャラリズムにしても、もう決まった当初から

「今回はほかに知名度のある人がいないようなのでよろしくね」

といわれ、それはそれでプレッシャー。

阿倍野でくたくたでしたが、なんとか自分のリズムを取り戻し、
期待にこたえる作品を作らねばなりませんでした。

結果、案外プレッシャーに強いことが判明し、周囲を安心させることができたのは
今年の大きな収穫です。
また頭を真っ白にすることでうまくガス抜きしているともいえ、
休息がうまくなったようにも感じます。

精神的には今年とても鍛えられたなー。
年をとっても成長ってありますね。
今年のうれしかったことです。




# by hi-kyoko0907 | 2009-11-12 23:23 | その他
目指す
神戸ビエンナーレへ行ってきました。
個々の感想は置いておいて様々な年代のバラエティー豊かな作品に
多数ふれ、感じたこと。


作家って40過ぎてからが本当に勝負なのでは?


20代後半から始まる作家の「世に出る」レース。
私もこのブログで出世レースに乗り遅れた作家として
そのことで逆に見えたことをつらつらと書いてきました。

20代はあまりに作家志望者が多くて、どうしても運や時代に振り回され
そのことはそのことで残酷なのですが、
本当に残酷なのはひょっとして30代後半からではないでしょうか。

というのも運や時代性といったものに左右されない作家の底力が
そのあたりの年齢から試される気がします。
そしてその真の実力がむき出しになっていく40代以降ってもう
言い訳のしようがない。
自分がどれだけのものを持っているかが真っ向から問われ
評価されていくように感じます。
(周囲から評価されなくても、作り上げれるかどうか)

20代、30代前半ってまだ言い訳の余地がある分幸せだったな、と思います。


まあ、バカだと思われるのを覚悟で書きますと、具体的には私はまっすぐ
藤本さんを目指そうと思ったのです。


いけるかどうかはわかりません。
目指したところでほとんどの人がいけないところなので。
努力でなんとかなるものではないですね。


でもそこを目指さないと一生かけてやる意味がわからなくなる。
そして40代で後悔しないためにも30代本当に真剣に制作しよう、
と固く決意して神戸を去ったのでした。

自分の現時点、目標とする地点を確認するにはとてもよい展覧会でした。

# by hi-kyoko0907 | 2009-11-12 16:49 | アート
忘れられない。
大学の先輩で面白い人がいました。
元々は音楽の趣味が合い、それでCD交換などで仲良くなったのですが、
段々と彼は男としての本性をむき出しにし、私をどん引きさせました。

元々性的な関心が人一倍強い方で、
女性に関する様々な名言を残します。
なかでもどんな流れでそのような発言に至ったかは忘れましたが、

「美人はうんこしてても美人」

という発言はいますぐにでも忘れたいのになぜか忘れられません。
(注:いくら私が面白い男が好きだからといっても彼氏ではないですヨ)
アー忘れたい♪

ちなみにその発言を弟に告げると笑い転げ、それから
「そりゃそうや」と真顔で言いました・・・
なんだろ、私の周りの男たち。


そんな彼が最近また作家活動を始めたそうです。
告知したいのですが、許可を取る方法がわからず残念。


それにしてもこの人は無謀にもK玉Y枝さんとK村Y紀さんとYなぎMわさんという
京芸の誇る現代アートスターを
として採点し、得意顔になるなど、色々とやってくれました・・・
ひいてました、私。
イヤ~そのメンツに女として点数つけるって、なかなかせえへんで。


でも作品は大変面白く、男性からの人気も高かった彼。
活動の再開はうれしい限りです。

またこっそり見に行ってこっそりレポートしますのでお楽しみにー。

(この件により京芸の品性がさがったら私のせいです、京芸の方すいませんね。
でもまだまだネタあります)


# by hi-kyoko0907 | 2009-11-12 00:08 | アート
好評です。
大阪府立現代美術センターで行われているギャラリズムに
今新作を出品させて頂いております。

周りの噂では私の作品、好評だとのこと。
あと、これは玄人の人からでた意見ですが、「展示がいい」との
お言葉が今回多いです。
ってどこ見てんねん!という感じですが、展示をみはるのって
玄人ならではではないでしょうか。
作品の話をせず、展示の出来について語る輩がいればそれはまず
関係者かと。


展示は別に変わったことをしているわけではなく、
海外ではわりとよくみかけるタイプの展示なのですが、
実際にそれを行うにはちょっと手間と準備とお金がかかるーということをしています。


額と直貼りを混合させて縦幅を1,3メートル、横幅を5メートル半
に渡ってリズミカルに配置した展示です。
額は全て特注で木枠の色を作品に合うように指定して塗ってもらいました。
この額は展示用で使いまわす予定でいますので初期投資は仕方ない。
ドローイングという形式は一見する地味なのですが、
展示次第ではかなりハデになりますし、
今回のように華やかにできるということを示してみたかったのです。

直張りで壁つくっちゃうのも飽きたしなー。


作品をつくることと展示をすること、この二つの相互性を散々書いてきた
私がどんな展示をしているか、よかったら見に来てください。
こればっかりは現場でないと見れませんので・・。
今週土曜3:30までやっております。
土曜は11:00くらいから終日おります。

よろしくお願い致します。
# by hi-kyoko0907 | 2009-11-11 08:38 | アート情報
ゲイサイ4ー当日2-
ゲイサイ話 最後です。
興味ない人、飛ばしてください。

最終審査に残った20人は1:00頃から身柄を拘束されてひとところに集められ、
結果を待ちます。

歌う人、踊る人、きょとんとする人(私)、頭を抱える人、携帯で話しっぱなしの人ーー様々でしたが
みんな一様に緊張しています。
私はといえば、自分がユニクロ上下でそろった服をきていることが気になって
気になって・・・。
搬入の服のまま来てしまったのですね。
せめて胸にフリルが欲しかった・・・(ウソ)
そして「せめてビューラーをしたい。アイメーク無しって。」
とひたすら自分の女度の低さを反省していました。

言い訳をしますと、東京の土地勘がなくてよくわからず、
よーわからんとこに宿をとってしまっていたので、
会場までとっても遠かったのです。
会場からホテルまで一時間半って・・。
だから朝が早くて化粧する時間がなかったのです。
本当にバカです。


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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-11 08:15 | アート
ゲイサイ話3-当日の話ー
そろそろゲイサイ話を終わらせたいのでちょっとつめて書きます。
興味のない方すいません、飛ばしてくださいませ。



ゲイサイが他の公募と違うのは
「個展形式」で審査してもらえることです。

ブースの大きさも自分で応募時に決められるし、壁アリと壁ナシも選べ、
プレゼンの仕方まで含めて評価の対象になります。
私は壁アリブース(約2,5メートル四方)を一つだけ借りました。
それでも13万かかり、更に絵が見やすいようにと照明も付けましたので
結局15万弱かかりました。
でも証明はあってよかったです。
やっぱり照明があると絵が映えましたので。

でも、やはり1ブースは地味でした。
壁ありを3つ5つと借り切っている人も何人かいてやはりそちらが目立ちます。

私の前のブースでは東京芸大の院生が
1ブースながらど派手なインスタレーションを展開し、
更に左横では台湾から100万円近くかけて準備してきた作家さんが
ブースを2つほど借りてこれまたドハデな作品を展開していたため、
お客さんは完全にそっちへ。

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# by hi-kyoko0907 | 2009-11-10 08:13 | アート
ゲイサイの東京での位置
ギャラリズムのアーティストトークの時に、たぶん気をきかせた小吹さんが
「ゲイサイで一躍名をあげた」と私をご紹介してくださいました。

実は最近自分ではゲイサイのことを言わないようにしてる私。

ゲイサイはその時は華やかだけど、人によっては少しづつマイナス面の方が
多くなるように思います。

なぜかというと、要は村上さんのイメージやロッカクさんのイメージが強すぎて本当は
わりとちゃんとした作品が第8回くらいから上位に来ているのですが、
そんなことはゲイサイに興味のあるごく一部を除いては
誰も知ったこっちゃないので、そういう系の人だと思われてしまうのです。

周りの人にも「中村さんにとってはマイナス面も大きいね」といわれたり。
もちろん、受賞は本当にうれしくそのことで見えたこともあまりに大きいのですが・・・。

また、ゲイサイに実際いかれた方はよくご存知だと思うのですが、ゲイサイ自体の作家の
レベルは正直低いです。
だから
「あそこで上になっても、ねえ?」
というのが、逆に関東でゲイサイをよく知る人からの反応。

ところが今回東京を見て回って思ったのは
「なんかゲイサイと変らんなー」
と。
(これは周りの人みんなで話していてでてきた感想です。)

もちろんゲイサイのように玉石混合ではないですが、
傾向や作っている作品の雰囲気としてはもろゲイサイです。
同世代がつくっている作品なのでどうしてもその時代の空気は共有されている様子。


なのに、ゲイサイの勢いがひと段落した今、
ゲイサイ出身者だというだけで、ちょっと引きで見られてしまう。
関心はもってもらえるけど、誰も踏み込もうとしない、
いわゆるブームが去った状態。
それくらい、今ゲイサイの評判がよろしくないのです。
それもちょっとショック。
「面白いって思ってても、ゲイサイっていうだけで
様子見してやがる。作家自体をもっとみてくれYO!」
と怒っていたユニットさん。
相変わらず鋭くてオモロイ人です。
いや、それにしても流行って残酷です。
幸い、私は関西で地道にやってきたのでモロに波を被らず済んだのがせめてもの救いです。


なんか関西にいるとよーわからん微妙な現場の空気が伝わったのも
今回東京へ行ってよかったことの一つです。

今、色々情報を頂いて、作戦を練っているところです。
年末はゆっくり休んでまた来年からがんばります☆


ところで、ギャラリズムの作品が今年反応が真っ二つにわかれています。
あまりこういうことないんですが。。

「無視」か「よくなったねー」かのどっちかです。

わりと作家さんが無視をし、コレクターさんや、関係者の評判がいいです。

文字がたくさんあった頃の作品がすきな人からみると熱量が足らないように
みえるかもしれません。
そのぶん、抽象度を高めたのですが・・。
またまた玄人受けに戻ってしまいました。

でも妙にみんなにほめられているよりはずっといいです。
そんなアートは気持ち悪いんで。

# by hi-kyoko0907 | 2009-11-08 18:06 | その他
ウレセン
この10日間ほど山ほど展覧会を回りましたので
すこしづつレポートしたいと思います。
まずは東京のアートフェアレポートの感想から。

見に行ったのはレントゲンのI内さんが旗振りをなさってスタートした
青山スパイラルガーデンにて開催されていた
「ウルトラ002」
です。
更にそのあと、友人と一緒にレントゲン周辺で画廊周りをしてきました。


奈良美智さん以降、子供(特に少女)の無垢と隣り合わせの暴力性を持った作品が
まだまだ売れ筋として美術では流通してますね。
っていうか今後定番化するのでは?
それくらいまだまだたくさんありました。

もともと私がこの囲われた暴力に興味をもったのは
高校の時に読んだ石野卓球氏のインタビューでした。
そのとき卓球氏はそれをヘヴィメタルがなぜ日本でとても人気があるかの説明をとおして
語っていて、

「回りを安全に囲っておいてその中で暴力性を発揮させると日本人は強い。というか好き。
日本人みたいな保守的な国民性でも安心して暴れられるだろうね」

というような主旨のことを言ってはりました。

このことはアニメや、漫画にもあてはまるように思います。
かわいい絵柄でバーチャルに・安全に囲っておけば中では
どんな暴力的・性的シーンも安心してみれる。許容される。
(なんだか村上さんのアトムボーイの理論にとても近づいていますが…。)
このかわいらしさという隠れ蓑で様々なタブーを解禁するって
日本文化の大きな特徴の一つのように思います。

村上さんはこの「かわいい」というフレーズで
日本文化の特徴をアピールすることをとても重視されていますが、
このかわいいという言葉、イメージが日本文化において内包するものって
実際とても大きいと思いますし、さすがプレゼン力に長けてらっしゃるなと思います。

以前、売れ筋を表す文句として
「少女・エロ・トラウマ」
と評しましたところ、思いのほか反応がありましたが、
これにはもう一つ裏バージョンの少年編があります。

「少年・イノセント・おもちゃ(メカ)」
です。

京芸出身の男性アーティストこのタイプ多いですね。
大御所・ヤノベさん、金田勝一さん、最近ではパラモデルなどなど。


少年時代の記憶・遊び(玩具)をベースにそれぞれのアートにうまーく昇華されています。
これらの売れ筋テイストも「かわいい」日本文化の一つではないかと常々思っております。

なんか話がそれましたが、自分が全然ウレセンではないので
売れ筋のものをみると色々と分析したくなってしまう私。

でも、東京全体がわりと丁寧な手仕事に回帰しているらしく、
その手間隙かけたものがアートフェアで売れ、フェアの隆盛を支えているなら
それはとても健全な気がしました。
(新しさは残念ながら感じませんでしたが。)

はたからみてても一時東京のアートシーン、妙に稚拙なもので荒れていたように思うので。

きっと村上さんの「ハイ・アートとロー・アートの境界を掻き乱す」ことを
履き違えた作品がたくさんでたのでしょうね。
その混乱は収まっていてわりと見ごたえがあるように感じました。

以上、東京編でした★
コピさん、ユニットさん、案内ありがとう!
杉浦さん、お会いできてうれしかったデス。やっぱり男前っすね。

# by hi-kyoko0907 | 2009-11-06 13:16 | アート
ギャラリズム
元気がでてきたのでやっぱり再開します。適当ですいません。

ギャラリズムに関するあれこれ

1、ワークスのK山さんに話しかけようとしたら、
  K山さんの風貌がなぜかあまりにも「ディテクティブ・K」で
  何だか痛くもない腹を探られそうな気がして話しかけれなかった。


2、客層があまりに高いのはなぜ?
  かと思えば若い。若すぎるっス!的なワカモノが次々興奮してよってきたりし。
  たじたじ。
  若さがまぶしいこの季節・・・


3、知らなかったけど、私の作品画像を色んなメディア媒体にギャラリズムの紹介として
 載せていただいており、実は35歳の作品をワカモノの作品として載せてくれて
 ありがたや~ありがたや~
 雑誌に向かって拝んだりして天野画廊のオーナーさんに怪しがられる。


4、最近私の身内というべき関係者の方々が口々に
「中村さんはもう若くないんだから」とか言ったり、
「実はこの人若くないんです」と紹介される場面が増えた。

真意は分かってますよ。

「若くないんだから、今ちゃんとお話を見極めないと!」ということですよね?
でもそないに、強調されると困るんですよね。
まあそうなんですが。
具体的にはもし、今28くらいなら適度に声のかかった画廊で2,3年お世話になって
様子をみたりできるけど、35では失敗できないね、ということです。

はい。
わかってます!

複雑だけど、本当にありがとうございます!!!
複雑だけど・・・ここは女を捨てますわ。

いいお話来てくれますよーに・・(パンパンと祈る)


# by hi-kyoko0907 | 2009-11-04 23:14 | アート
思いはおならのように・・・
私はわりと人と自分を分けて考えれる方なのであまり人に
ねたみでいやなことを言ったりしない方だと思います。
(無意識でしていたらすいません)

それでもやっぱり、とてもいい作品や身近な人の出世話を聞くと
その時は笑って「おめでとう!」といえるのですが、
一人になるとどんよりしたり「なんで私じゃないの・・・?!クソー」と思ったりしてます。


なんか変なことカミング・アウトしてるようですが、美術作家を苦しめる最大の敵ー

それは「ねたみ心」ではないでしょうか。

それでまたそういう自分が嫌になったり美術への愛情でねたみをまぎらわそうとしたり。
一見人がいい私ですが、いっちょ前に人間らしい感情はちゃんと持ち合わせて
苦しい思いをしたりしています。
でも嫉妬しない作品なんていい作品じゃないと思うのですが・どうでしょう??



前にも書いたようにうちの母は心理の専門家なので実家には心理関係の本がズラーと並んでいて
読み放題です。基本心理関係の本を読むのは大好きなのでよく読ませてもらっています。
その中のある本に書いてあった、「ねたみ」と付き合う話。


「怒りや嫉妬などの感情は自然にわいてくるもので、あえていえば『』のようなものです。
それらにいちいち責任を感じたり罪悪感をもったりしなくていいということをかれら(患者さん)は
知りません。」

負の感情なんておならみたいにプープー出せばいい、
ちょっと恥ずかしくても人間なんだから当たり前で、
むしろ溜め込むと大きな病気になってしまうー。



わかりました!出していいんですね!

でも、人前でおならはやはりいい年をした大人として恥ずかしいので
私はやっぱりこっそり家ですることにします。
できればみなさんも人前で撒き散らさず、おうちでこっそりしましょうね
やっぱりこちらの眼前でされると顔をしかめてしまうことがあります。

お互いマナーに気をつけて、アートを楽しめるといいですね☆
でもあんまりにもいい作品に出会って、プッとでたらスイマセン。
ついでに今回なんか下品でスイマセン。






# by hi-kyoko0907 | 2009-10-27 09:19 | その他
予備校つながり
DM昨日のお昼にお送りしました。

もし来週になっても届かない方がいらしたら、住所録からもれていると思われます。
なんかおかしい、と思われたら是非ご連絡をよろしくお願い致します。

さて今日はとある2名のヘビーブロガーさんたちが
次々と予備校の出話をされているので私も負けじと思い出話をしたいと思います。



~夏の思い出~片山雅史さん・胸毛ボーボー事件

片山雅史さんは関西ではノマルエディション(改めギャラリーノマル)などで発表されている、
高名な版画の作家さんです。

そのむかし、私が美大予備校生だったころ、
知る人ぞ知る現代版画家、I塚次郎先生に習っておりました。



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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-23 07:01 | その他
ゲイノージン
久しぶりにホゲゾウの話を。

こないだ弟と実家でご飯を食べた時のこと。
一緒にテレビをみているとホゲゾウが私に
「お前さん、今芸能人で誰が好きなん?」
とたずねます。
それで私は適当に

「今やったらやっぱり小栗旬やろ。」

と言いました。

その軽い一言に弟がいきなり叫びました。

「ウォー、お前さんいつからそんなフツーの女になったんやーー
そんな女に育てた覚えはないぞー  小栗旬って。ザ・フツーやん。ウォーウォー


私かってお前に育てられた覚えはないわい。
突然の雄たけびにオカンもびっくりです。

仕方ないので「じゃあ、中井喜一。これでいい?」

というと、

「ウォー 結局安定かよ。安定・安定。結局そこかよ~」

とうるさいのでちょっと本気で考えます。

「うーん、堺雅人、かな。」

今度こそ黙ってくれると思ったら今度は

「うぉ~、お前さん言う思たわ。言う思たわ~
お前さんは絶対堺雅人か佐々木蔵ノ介って言う思たわ~
ほんで佐々木蔵ノ介売れすぎたから避けたやろ。お見通しじゃ。
うぉ~~~!」

わかってるんやったらなんで聞くねん。
更に今度は「モテたい~、モテたい~」とつぶやきながら腹筋を始めるホゲゾウ。

めんどくさかったので突っ込みもせず放置していると10回くらいしたら息切れしだして
「つっこめや、しんどいやんけ!」
逆ギレしてどっかへ行きました。


どうも私の周りで「モテたい病」が蔓延しているようす。


それにしてもいつもにましてアホなほげぞう。
弟よ、お前はもう28才になり、ぽちぽち結婚してもおかしくない年なのを
知らなければならない。


何があったかしらんがお前の未来は明るいぞ!
頑張れほげ!負けるなほげ!


# by hi-kyoko0907 | 2009-10-22 08:11 | その他
ニブチンかと思ったら
阿倍野の仕事といい、今度アクロスでやる展覧会といい
ちょっとパブリックな方へ最近傾いているわけですが、
これはいろいろと長い話になるのでここでは書きますまい。

ただ、それを母に(内心、公務員だった母は喜ぶだろうと)話していると
「協子、気をつけろよ。」
と目をじっとみて言われました。


「みんなのため、とか人のためとか社会のためとか言い出すととたんにオモロなくなるゾ。
お前は芸術をやりたいんやろ。だったら自分勝手にやるんやゾ。」



う~ん、この人のこういうところ、時々ドキっとします。
大変ニブチンなくせに、本質はきっちりつかんで人生の荒波を乗り越える力があり
頭でっかちの公務員となめているとひどい目にあうことが。



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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-21 07:53 | アート
復活!今日のガンダムにみせかけて・・・


前に書いたスケッチの残りを発見。
なぜすぐ死ぬキャラにこんな個性をつける?

赤鼻といえば
私も寒くなるとすぐお鼻が真っ赤になるタイプ。

そろそろ人前にでなあかんのに~

そうそう、N和さんの個展に行ってきました。

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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-18 08:28 | その他
ゲイサイ話2(審査方法)
ゲイサイの審査方法をまずご紹介。
公募ってこうやって決めるのね~という内情が
つぶさにわかるのもゲイサイのいいところです。


~ゲイサイ審査方法~

ゲイサイの審査はまず、
審査員が気に入った作家のブースを選び
それをポラで撮影して後でそのポラを元に更に審査を絞り込んでいきます。

ですから審査員の方が回ってこられたときに写真をとってもらえたか?
が実質第一次審査となります。

9:00から審査が始まり、このポラ審査が終わるのが大体10:30ごろでしょうか。

ですから11:00を過ぎた時点で写真を撮られた30-40名(推定)ほどの人と、
「予選落ち」した残りの人との間でかなりの温度差が生じ、
会場は一気にだらけた感じになります。



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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-14 07:53 | アート
はっとした
この間新聞に載っていた記事ではっとしたこと。

『「上から言う」ことを避けるワカモノたち。
その深層心理は「傷つきたくない」という気持ちではないか?』


という記事です。

ちょっとどきっとしました。
私もこのブログを書くとき、いつも「上からにならないよう、上からにならないよう」
と気を使って書いているところがあるからです。

そしてその根底には
「あいつ、あの程度で上からえらそうに言ってる。」
「一個賞とったくらいでエラソーに。」
とか言われたくない・・・。
勘違いした、痛いやつと思われたくないという思いが。


でも最近、そんなに周りを気にすることないかもなーと思います。
いったい誰に気を使ってるんだろ?私。


友人の一人に全然売れてない、でも制作も発表も続けている作家がいます。
世間的には非常にマイナーな作家といってもいいでしょう。

でも、話しているといつもはっとさせられます。

日々の制作、暮らしでその子しか発見できない何かが確実にあって、
何かがその子の中で前進したり、活動したりしていることは確かなのだな、と感じます。
ちゃんと10年間制作し続けている人にふさわしい制作哲学があります。
そしてそれはとても面白い。

賞を取ってなくても、メディアがとりあげてくれなくても、評価してくれる人がなくても
その人が一人で真摯に制作を続け、日々発見があることは
売れている人となんら変りなく、それを言ったり発表したりすることで結果
ちょっとくらい上からになってもいいのでは?


売れてないからと卑屈になって
そうした自分なりの意見をブログですら発表できなくなったり、
また自分の意見を発表している売れていない作家に対し、
「大きな顔するな」と陰口を叩くのはちょっとおかしいのでは
ないでしょうか。
ある意味無言の弾圧が行われているような気がしてなりません。

評価とは関係なく、「何かを作り続けている」その勇気を尊重しあえたらと思います。



そして外の評価とは全く関係なく、そうした制作哲学って私にもあるなーと思ったのです。
特に誰かに押し付けたり、(関心なければ読まなければいいのです、ブログなんて)
個人を攻撃したりしてるわけでもないのだから、
あまり気を使わずのびのびやろうとふっと思いました。

ブログを初めて半年以上たち、やっとちょっと力が抜けそうです☆

# by hi-kyoko0907 | 2009-10-13 08:09
ゲイサイ話1(BT編)
思っていたよりゲイサイ関係の読者が多いようですので
やっぱりちょっとゲイサイ話書きます。
なるべく自慢にならぬよう、面白裏話になるよう書いてみますね。

まず、なぜ出したか?ですが、
たくさん理由はあります。
でも一番大きな理由はちょっと意外かもしれませんが、BTではないでしょうか。


30すぎて本気で発表を始めた私ですが、
一応の目安がありました。
それは「自力でBTの展評に2回載ったら何か道が開けるのではないか?」
というものでした。

残念なことにBTの展評今はなくなってしまったのですが、
当時、唯一といっていいほど、新人作家にとって
コネがなくても自力でBTに載るチャンスといってよかったと思います。
また、展評の担当に選ばれたライターさんにとっても
「単なるライター」から「BTのライター」に選ばれることは、
一つの大きな出世だと聞いたことがあり、
選ぶ方、選ばれる方にとって大きなチャンスの場だったことは確かです。


ですから、


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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-12 10:41 | アート
吸収した栄養は時間をかけて排出される
昨日ご紹介した高須さんのお話続き。
色々と興味深い話がありました。
なんか長い話になりましたが、暇な人は読んでくださいませ。


HPだけではちょっとわかりづらいのですが、
この方の作品、実にスマートに美術史を押さえてあります。
ミニマムな表現も美しく、ご自身の中での昇華も見事。

それで「美術史かなり勉強されました?」
と聞くと、
「大学2回の時に他なんもせんと1年間勉強ばっかしてました。」
とのことです。

っていうか私と同じことしてるやん!

このブログを愛読してくださっている方にはもうバレバレですが、
私の趣味は「勉強」でして・・・。
美術史もことあるごとに勉強して知識を更新したり、違う角度からの
意見を吸収したりして楽しくやってます。

ゴク私的な意見ですが、吸収した知識が、自分の中でこなれてくるのに
わりと時間がかかるので美術史はなるべく早く自分の中に詰め込んだ方が
いいのではないかと思ってます。

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# by hi-kyoko0907 | 2009-10-09 08:02 | アート
犬を飼う男
落選の結果からさっさと立ち直って、
日曜は朝から作家の高須健市さんのところへ
お邪魔して作品をみせてもらい、打合せを行いました。

着くまでがまず一苦労。なんてわかりにくい場所なんだ!!
いきなりバスを間違い大苦戦です。

でも親切な阪急バスの運転手さんたちの協力で
やっとなんとかたどりつきました。
ここがギャラリーゼロ。高須さんの運営するオルタナティブなスペースです。


取り壊す寸前のアパートの一室にあります。


これはそのアパートの風景。
荒れ果てた感じですが、アートの匂いはそこかしこに漂う感じです。

高須さんと高須さんの飼ってらっしゃるワンコがお出迎えをしてくれました。
かわいいこげ茶のトイプードルです。

生の作品を見せてもらったり、ファイルを本人の解説付きで見せてもらったり、
完全非公開の作品を見せていただいたりとアトリエ訪問を満喫する私。
高須さんも作品から受けていた印象と異なり、とても礼儀正しい好青年でした。

途中そのかわいいワンコが私の足の指ばかり集中して何度もなめるので
ちょっと気まずい雰囲気になり、場をほぐそうと
「このワンコ、人間の男の子に生まれ変わったらきっと足フェチですよね~」
と言ったらまるで受けずにあせったりとアホなことをしましたが、
藤本由紀夫さんのお話や、日本で制作する意味などのお題で盛り上がり、
後半は会場の候補を二人でネットサーフィンしたりして楽しく打合せ。

「ここの画廊って貸しやってるんかな?」
「このスペース、内情知ってはりますか?」
「オーナーどんな人やろ?」
等々二人でアーダコーダ言いましたが、結局結論として
「木内さんいないとわかんないね。」
ということに。
やはり情報通の方がいないと駄目ですね。


最後の方そろそろお暇と言うときに、なぜ制作を続けているか?
というお話になり、
「いや~もてたいんすよ~」
とついこないだもどこかのKさんから聞いたセリフが。
つい「へっ?」と本当に声にだしてしまいました。

モテ、を目指してこの作品?!

「とにかく彼女。彼女が欲しいッス!」

高須さん、悪いですが全然検討違いっス!


さきほど木内さんいないと・・・と書きましたが、もしここに
木内さんがいらしたらきっとお二人で
「なぜ俺達には彼女ができないのか?」
を徹底討論されて私は目を白黒させたと思うのでやはり今日は一人で正解でした。

でもですね、お二人だけでなく、彼女ができないと嘆く殿方のストライクゾーンって
ものすごく狭い気がするのです。
この際思い切って頭の先からつま先くらいストライクゾーンをぐーんと広げれば
きっとすぐできます!


そんな高須さんのHPはこちら。
http://kenichi-takasu.com/

犬を飼う彼女募集中でかわいい男子のハードな作品を是非チェックしてみてくださいね。


# by hi-kyoko0907 | 2009-10-06 08:01
残念無念
残念なお知らせがあります。

来年のグループ展男子組の第一候補として上がっていた
さる大きな会場の審査結果が発表され今回は
お見送りとなってしまいました。

理由がまだ全然わからず、というかこういうときの落選理由って
公募と一緒で明かされないように思うのですが、
ちょっと欲張りすぎたかも、と正直思ってます。

もともとCPGというとても小さなでも意欲的なオーナーさんが
やっていた画廊で実験的にさせていただく予定の展覧会でした。
それがCPGがつぶれたことで、会場探しが始まり、
あれよあれよと話が膨らんでなんだかこんな大きなお話に。



普段ならもう少しあれっ?と思ってブレーキを踏むべき処も多々あったのですが、
大きいお話につい乗ってしまった自分が一番恥ずかしい。
やはり6月ごろ「調子にのっていた」ように思います・・・。


まず自分の企画で展覧会するのなんて初めての経験なのに、
そんな大きい場所でやろうとしようとしたのがかなり冒険でした。

メンバーの作品がかなりとんがっていたのも
ちょっと危険な匂いをアップさせたようにも
思います。
ただ、私の企画のつめの甘さとは別に、参加メンバー的には
全然その会場でやってもおかしくない実力のメンバーなのです。
それで「もしできるならっ」と鼻息を荒くしてしまいました。


間にはいってくださった櫻岡さん、プレゼンに協力してくださったYさん、
参加メンバーの方々、ふりまわしてしまい本当に申し訳ありません。
一旦白紙にもどしてなんとか来年展覧会できるように
身の丈にあった場所探しから始めます。


このブログを読んでくださっている方の中でもし会場に心当たりがある方
いらっしゃればご連絡くださると助かります。
よろしくお願い致します。


# by hi-kyoko0907 | 2009-10-03 19:30 | アート
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